私たちの教育理念をお話しさせてください!

私は看護師として急性期病院で従事後、約6年前に福祉の社会に飛び込みました。
率直な感想は…「なんだこれは!」病院に比べるとコンプライアンスも低く、
職員の教育体制や人事マネジメントも不充分で、初めて福祉に足を踏み入れた時は衝撃的でした。
しかしこれだけは確信しました。
「頑張っていない介護士はいない!!」
もちろん世間のニュースでは虐待や不正などの残念なニュースは目につきますが、
これは働く環境が起因する部分も多いのではないでしょうか?

介護の教育事業に携わっていると「ムリ・ムラ・ムダ」3Mの文言をよく目にします。
色々な解釈ができますが、私なりに思うのは
「そもそも介護にはムリな課題や問題が溢れており、成果を意識する余裕もなく働いている…」
「スタッフの能力にムラがあり、業務の統一化が図れない…。」
「仕事を合理的かつ効率的に組み立てることができずに業務にムダが多い」
このように私は感じています。

介護士は10代~70・80歳代まで幅広い年齢層の方達がチームになって働きます。
20歳と60歳では働き方根本の考え方や知識の差はあって当然ですよね。
看護は理論、介護は人生哲学とよく例えられますが、介護は本当に多様性に富んだ職種だなと実感でき、
また人生観が多様的だから介護は楽しいとも私は思います。
しかし介護を仕事として取り組む以上はエビデンス(根拠)に基づいた統一的なアプローチは必要です。

私は介護士の教育に不足しているものは「学ぶ機会」であると考えます。
日本は超高齢多死社会にピークインする中で、介護士への医療タスクシフトを実行しております。
その裏付けとして「介護福祉士養成課程における医療的ケア分野」のカリキュラム追加と、
喀痰吸引等研修の法制度化(平成24年度)が挙げられます。
これから排出される介護福祉士はこの医療的分野における知識を有しており、医療的観点で仕事に取り組むことを国から期待され、
これからも介護士の社会的意義は高まっていくでしょう。

これから喀痰吸引等資格は介護士にとってマスト資格となるのではないでしょうか?
是非ご検討中の皆様は弊社までお気軽にご相談ください!

 

講師責任者 看護師 石田智彦

 

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